ヘッドフォンの周波数特性をフラットにするプラグイン『Morphit』がデモ版でも普通に使える!
ヘッドフォンの周波数特性はいくら高級なモニターヘッドフォンであっても、完全にフラットではありません。
そのため別の環境で聴くと思っていたようなサウンドではなかったというような事があります。
DTMで使われるプラグインの中には、スピーカーキャリブレーションやヘッドフォンキャリブレーションといった周波数特性をフラットにし、最適なモニター環境を構築出来るものがあります。
有名なものとしてはIK MultimediaのARC System(スピーカーキャリブレーション)や

IK Multimedia ARC System 2.5 通常版 - 音場補正システム【国内正規品】
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SonarworksのReference 4(スピーカー、ヘッドフォンキャリブレーション)があります。

【国内正規品】Sonarworks Reference 4 Studio edition(パッケージ版)スピーカー測定ソフトウェア
- 出版社/メーカー: Sonarworks
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【国内正規品】Sonarworks Reference 4 Headphone edition(パッケージ版)ヘッドフォン測定ソフトウェア
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ヘッドフォンキャリブレーションはこのReference 4の知名度が高いのですが、もちろんこれだけではありません。
ToneBoostersのMorphitというプラグインがあります。
続きを読むステミキいらず!仮想ミキサーVoicemeeter Bananaを使ってDTM配信をしてみよう
多くの方に見ていただいているようですが、「こういうケースはどのように設定すればいいのだろう?」と悩んでいる場合、TwitterのDMなどで質問を頂ければお答えします。
ゲーム配信やボイスチェンジャーを使いながらの配信、SkypeやDiscordを使っている方や音のルーティングを自由に行いたい方も是非参考にしてください。
ニコニコ生放送、ツイキャス、YouTube Liveなどたくさんのストリーミングの配信サービスがあります。ゲームだとTwitchなんかもありますし、その他にもたくさんの配信サービスがあり今や広く普及していますよね。
中にはDAWを起動してDTMの配信を行ったり、ギターの演奏やミキシングの様子を公開している人もいますね。
しかしWindows環境でDAWを使った配信には難点があります。
実際にやったことがある方は分かると思いますが、DAWの音だけステレオミキサー機能などを使っても配信されません。
なぜかといいますと多くの場合DAWではASIOで音を出力しています。Windowsで出力される音は全てカーネルミキサーというものを通って一つにまとめられるのですが、ASIOはこのカーネルミキサーを通らないため配信に音を乗せることはできないのです。
そこで対処法を検索してみると…オーディオインターフェースのループバック機能を使う方法や、オーディオインターフェースのアウトプットからインプットへケーブルで繋ぐ方法、DAWの出力をASIOからWASAPI(共有モード)に切り替えるといった方法が出てきます。
しかしこれらは問題点が多いです。
①オーディオインターフェースのループバック機能を使う
ASIOの音を配信できる最もオーソドックスな方法ですが、当然ループバック機能が付いていないオーディオインターフェースではどうしようもできません。また、ループバック機能が付いていても安価なオーディオインターフェースでは簡易的なミキサー機能しか付いておらずマイクの音量とPCの音量のコントロールが難しい事があります。
②アウトプットとインプットをケーブルで繋ぐ
配信を行うだけなのに少々面倒ではあります。1万円台のオーディオインターフェースではインプットが2つの場合が多いですが、マイクの入力も考えると最低で3つ以上のインプットが必要です。
③ASIOからWASAPI(共有モード)に切り替える
どんな環境でも出来る方法ですが、もちろんASIOと比べると若干音が変わりますし、遅延の問題とDAWの安定性の問題も出てきます。
環境によっては敷居が高くやりたくてもできない方もいるのではないでしょうか?
そこでこれらの問題を仮想ミキサーソフト『Voicemeeter Banana』で解決しましょう!
無料のAddicitve Drums 2デモ版で使えるプリセット4種配布
無料で使えるAddicitive Drums 2デモ版のFairfax Vol.1(キック1種、スネア1種、ハイハット1種、クラッシュシンバル1種のみ)を使ってプリセットを作りました。
このデモ版に収録している4種類のプリセットがありますが…4種類ですからね。フリーVSTbot管理人としてここはプリセットを作るべきだと。ちなみにAddictive Drums 2のStudio Pop、Studio Rock、Indie、Black Velvet、United Heavyを所持しておりAD2を普段からよく使っています。
では今回作ったプリセットのサウンドはこちら。1つ目はタイトなポップスやロックに使えるサウンド。2つ目はルームマイクの音を多めに使った部屋鳴りがしっかりとあるもの。3つ目はキック、オーバーヘッド、ルームマイクで音作りをし、昔ながらの録音手法をイメージ。4つ目は大胆に音を変えたダンスミュージックでも使える音作りをしました。
プリセットのダウンロードはこちらから。
プリセットの導入方法ですが、Addictive Drums 2のプリセットフォルダにダウンロードし解凍したファイルを入れてください。
Windowsであれば"C:\Users\ユーザー名\Documents\Addictive Drums 2"の中にあるフォルダにプリセットフォルダがあると思います。Macは………。
上記リンクからダウンロードせずXLN Audioのページから直接インポートする方法もあります。
Fairfax Vol 1 Demo - freevstbot1.AD2Preset
Fairfax Vol 1 Demo - freevstbot2.AD2Preset
Fairfax Vol 1 Demo - freevstbot3.AD2Preset
Fairfax Vol 1 Demo - freevstbot4.AD2Preset
フリープラグインで頑張っているDTMerの皆さん是非使ってください。

XLN Audio Addictive Drums 2 ソフトウェアドラム音源 スタンドアローン / VST / AU / AAX対応
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フリーで使えるロックな無料ドラム音源『PERFECT DRUMS PLAYER』を使ってみよう!
ロック向きな派手で太い音のフリーのドラム音源とは?
無料のアコースティックドラム音源といえば、MT Power Drum Kit 2とDrummic'aなどが有名ではないでしょうか?
MT Power Drum Kit AU VST Drums Sampler Plugin Instrument FREE
しかしロックやメタルで使われるような太くバチッ!と音の鳴るフリーのドラム音源ってあまり無いのです。
Drumcore Freeというものがありますが既に配布されておらず(WebArchiveからはダウンロード可)、32bitのみ。
Sean Pandy Drumsはメタル向きな派手な音で良い感じですが金物がありません。出来れば金物があったほうが良いですね。
そこでいくつかの制限があるものの十分使える『PERFECT DRUMS PLAYER』を使ってみましょう!
バージョンアップでさらに進化したDeeTrimレビュー!劣化させずダイナミクスを一定に
ダイナミクスを揃えるということは聴きやすくする、音圧を上げるといったことで重要となってきます。
しかしボーカルのようにダイナミクスの大小が激しく、コンプレッサーを使っただけではなかなかうまくいかないことがあるのです。
このような場合フェーダーのオートメーションを書くことでいわゆる「手コンプ」を行い、小さい音を持ち上げ、大きい音を下げるといったことを手動で行います。
しかし、この手コンプはかなり労力を必要とします。
そのためWaves社のVocal Riderのような、手コンプを自動で行うプラグインがあるほどです。
しかしこのVocal Riderよりも圧倒的にシンプルでダイナミクスを揃えることに特化したのがDeeTrimです。
DOTEC-AUDIO - "DeeTrim" VST plug-in