Vocareate Project Blog

フリーVSTbotのVocareate Project(ボカリエ)ブログ

ASIO multiclient driverを使って複数のソフトウェアからASIOで出力する方法(※32bitソフト限定)

(Windows環境の場合)DTMではオーディオドライバとしてASIOを指定することがほとんどです。


ASIOは基本的に排他でありDAWでASIOを使用している間は他のソフトウェアから音が出ないことがあります。オーディオインターフェースによってはWDM、MMEは別に再生できたり、マルチクライアントで複数のソフトウェアからASIO出力、入力が可能なものもあります。


しかし中には排他となっているものもありますね。安くて高音質という口コミを聞いて新しく購入したオーディオインターフェースUS-1x2はASIOの入出力は一つのソフトから、WDMやMMEは別に再生可能というものでした。Cubaseを開きながらfoobar2000でASIOを使って再生したかったのですが出来ませんでした。


また、マルチクライアント非対応のオーディオインターフェースを使っていたりASIO4ALLなどを使っている方の中にはDAWを開きながらブラウザの音を出したいという人もいるのではないでしょうか?


そこでSteinbergが非公式で配布しているASIO multiclient driverを使って複数のソフトウェアからASIOで出力してみましょう!

ASIO multiclient driverのインストール

PC Windows ASIO multiclient driver by Charlie Steinberg - www.steinberg.net

上記のリンク内にあるASIO multiclient driverをダウンロードしてください。


ダウンロードしたファイルを開いてインストールを行います。特に選択肢などはないためNextをクリックしてインストールを終えてください。

インストール後にスタートメニューからasioserverが選べるはずです。デスクトップなどにショートカットを作成することをおすすめします。

ASIO対応ソフトウェアでASIO multiclientを選択

f:id:vocareateproject:20170814134415p:plain

foobar2000のようなASIO対応プレーヤーでこのように設定します。

その他のASIO対応ソフトウェア(DAWVSTHostなど)でもこのように設定してください。

※ASIO multiclient driverを指定できるものは32bitのソフトウェアのみです。

ブラウザの音もASIOで出力したい!という方は別でASIO Bridgeをダウンロードしましょう。ブラウザは64bitでも問題ありません。

www.vb-audio.com

上記リンク内で下にスクロールするとVB-Audio Hi-Fi Cableというものがあります。

これをダウンロードしてください。

f:id:vocareateproject:20170814134809p:plain
↑Downloadと書かれているのでそこをクリック

ダウンロードして解凍するとインストーラーが出てくるのでこれをインストールします。こちらも同様にスタートメニューに登録されているはずなのでデスクトップなどにショートカットを作っておきましょう。

 

f:id:vocareateproject:20170814135330p:plain

ASIO Bridgeを立ち上げてまず確認することは真ん中の表示が「ASIO ON」となっている事です。

次にその下部にあるSelect A.S.I.O Deviceをクリック。

f:id:vocareateproject:20170814135521p:plain

ASIO Multiclient Wrapperを指定します。

なおこのASIO BridgeをPC起動と同時に立ち上げる場合FileのSystem Tray(Run at Startup)にチェックを入れておきます。

ASIO multiclient driver側の設定

ではここでASIO multiclient driver(ASIO Multi Server)を開きます。

f:id:vocareateproject:20170814135806p:plain

1がASIO Bridge。2がfoobar2000(再生中にのみ表示される)です。

上部ASIO Driverで出力したいASIO Driverを選択します。オーディオインターフェースのASIOドライバーやASIO4ALLなどを選択します。

これで複数のソフトウェアからASIOで出力することが可能となります。



しかし64bitに対応していないため64bit化がすするんでいるDAWや64bitのスタンドアロン音源ソフトなどをASIO Multi Serverで指定できないのは残念です。

オーディオインターフェース側がマルチクライアント対応であるのが一番良いですが、購入しようとしてもどれが対応か分かりませんし公式サイトにそのような仕様は書いていませんし使用者に聞くしかありません。ただしループバック搭載オーディオインターフェースの多くはマルチクライアント対応です。


オーディオインターフェースによってはVoicemeeterというソフトを使用する方法もありますがそちらは別の記事で紹介したいと思います。

モジュラーシンセ『Wusik 8000』無償配布中!ダウンロードの仕方を解説

f:id:vocareateproject:20170531161604j:plain

Wusikからモジュラーシンセの『Wusik 8000』が7/1まで無償で配布されています。

製品版との違いはプリセットが少ないという点です。

これまでもWusik 4000やWusik Station V8が無償で配布されていました。太っ腹なデベロッパーですね。


ちなみにSoundBytesにてSoundBytes Wusik Station 8が配布されているためWusik Station V8をダウンロードしていなかった方はこちらをダウンロードしましょう。このシンセは今回配布されているものとは違いVA、ウェーブテーブルなど複数のタイプを搭載したシンセサイザーとなっています。


 


Wusik 8000をダウンロードするにはFacebookアカウントが必要です。

 その1 Facebookの投稿をいいね!で共有

 


f:id:vocareateproject:20170531163309p:plain

いいね!をして共有をしてください。

その2 Facebookページをいいね!する

WusikのFacebookページもいいね!しましょう。

f:id:vocareateproject:20170531163910p:plain

その3  Wusik 8000の無料コピーをリクエス

こちらにアクセス。

『Enter a Valid Email』と書かれた欄にメールアドレスを入力し、Submitをクリックしてください。

約1週間でWusik 8000のダウンロードURLが書かれたメールと特別プロモーションオファーのメールが届きます。


今すぐにダウンロードは出来ませんが高品質なモジュラーシンセを手に入れられるチャンスです。

フリーで使えるロックな無料ドラム音源『PERFECT DRUMS PLAYER』を使ってみよう!

ロック向きな派手で太い音のフリーのドラム音源とは?

無料のアコースティックドラム音源といえば、MT Power Drum Kit 2とDrummic'aなどが有名ではないでしょうか?

MT Power Drum Kit AU VST Drums Sampler Plugin Instrument FREE

de-de.sennheiser.com


しかしロックやメタルで使われるような太くバチッ!と音の鳴るフリーのドラム音源ってあまり無いのです。

Drumcore Freeというものがありますが既に配布されておらず(WebArchiveからはダウンロード可)、32bitのみ。

web.archive.org


Sean Pandy Drumsはメタル向きな派手な音で良い感じですが金物がありません。出来れば金物があったほうが良いですね。

free.chokehold.net

そこでいくつかの制限があるものの十分使える『PERFECT DRUMS PLAYER』を使ってみましょう!

f:id:vocareateproject:20170329204031p:plain

ちなみに読み込んでリミッターをかけただけの音はこんな音。

PERFECT DRUMSのプレイヤー版

PERFECT DRUMSという音源。聞いたことが無いという方がほとんどでしょう。

日本のサイトなどでPERFECT DRUMSを紹介しているところは全くありません。

そんなPERFECT DRUMSのプレイヤー版ですが、この無料版で使えるキットが配布されています。

theperfectdrums.com

 

f:id:vocareateproject:20170329213253p:plain

『PERFECT DRUMS PLAYER』と『Perfect Drums DEMO kit』と黄色で書かれたリンクからキットをダウンロードしましょう。

f:id:vocareateproject:20170329231802p:plain

KIT DESIGNERと書かれた横の歯車をクリックして『Load Sampler Kit』から『Perfect Drums DEMO kit』を解凍すると現れるファイル『PERFECT KIT1 DEMO』を選び読み込みましょう。

f:id:vocareateproject:20170329233545p:plain

するとキットが読み込まれ、音が鳴ります。

お気付きかもしれませんが、タムが少ないという制限があります。
Addictive Drumsのデモ版制限よりはマシでしょうか。

f:id:vocareateproject:20170329233647p:plain

MIXERタブを開くとOVERHEADやROOMのマイクへの送り量や、空間系エフェクトの量。位相反転やパラアウトの設定も可能です。

PERSPECTIVEでリスナー側のパンとドラマー側のパンの切替可能。

f:id:vocareateproject:20170329235047p:plain

コンプレッサーやEQは付いていません。Steven Slate Drumsみたいですね。

パラアウトをするには、DAW側で出力を有効にした後にMIXERでそれぞれOUTを設定していきましょう。

f:id:vocareateproject:20170330000116p:plain

パラアウトをすればコンプレッサーもEQも使えますから、より自分が望む音にしやすいはずです。


というわけで今回はPERFECT DRUMS PLAYERの紹介でした。

是非使ってみてくださいね。

twitter.com

twitter.com

 

 

vocareateproject.wixsite.com

バージョンアップでさらに進化したDeeTrimレビュー!劣化させずダイナミクスを一定に

ダイナミクスを揃えるということは聴きやすくする、音圧を上げるといったことで重要となってきます。

しかしボーカルのようにダイナミクスの大小が激しく、コンプレッサーを使っただけではなかなかうまくいかないことがあるのです。

このような場合フェーダーのオートメーションを書くことでいわゆる「手コンプ」を行い、小さい音を持ち上げ、大きい音を下げるといったことを手動で行います。

f:id:vocareateproject:20170313160445p:plain

しかし、この手コンプはかなり労力を必要とします。

そのためWaves社のVocal Riderのような、手コンプを自動で行うプラグインがあるほどです。

 

f:id:vocareateproject:20170313155717j:plain

 

しかしこのVocal Riderよりも圧倒的にシンプルでダイナミクスを揃えることに特化したのがDeeTrimです。

f:id:vocareateproject:20170313155053p:plain

DOTEC-AUDIO - "DeeTrim" VST plug-in

sonicwire.com

DeeTrimの何がすごいか?

  • 25ドル(SONICWIREで2700円)という安さ。
  • DOTEC-AUDIO製品を持っているならさらに15ドル割引(1080円で購入可)。
  • パラメータはアウトプットのみ。
  • インサートするだけでダイナミクスが一定に。

何と言っても価格の安さとシンプルさです。

フェーダーのオートメーションを書くことなく音量を一定にしてくれるというのは、ありがたいプラグインですね。

そしてDOTEC-AUDIO製品の特徴としてバージョンアップで大きく進化するという点です。

リリース当時のDeeTrimとは別物

DeeTrimがリリースされてすぐにデモを試しました。しかし初出、及びその後にリリースされたバージョンは問題がありました。

  • 小さい音の音量が変わらず不自然なダイナミクスになる。
  • リミッターをかけたような平坦すぎる音になる。
  • ボーカルのブレスさえ持ち上げってしまう。

といったことがあり、購入までは至らなかったのですが2017/2/15にリリースされたバージョン2.0.0によってこの問題が解決。使いやすいプラグインとなり購入しました。

DeeMaxを持っていたためお安く購入できました。

sonicwire.com

DeeTrimを使って実力を確認しよう

初音ミク V3を使用し、書き出した音声ファイルにDeeTrimを適用します。

また、他プラグインとの比較も行います。

f:id:vocareateproject:20170313162532p:plain

上から順に元の音源、DeeTrim、MV2(Waves)、AutoGainProMk2(HorNet)、Renaissance Compressorの波形です。それぞれノーマライズ(-1db)を行っています。

この時点で分かると思いますが、DeeTrimの波形は大小が少なくなっていることが分かると思います。

モノラルのほうが分かりやすいですが、初音ミクで書き出した音源がステレオなのでご了承ください。

MV2

f:id:vocareateproject:20170313163446p:plain

MV2は小さい音を持ち上げることができるコンプレッサー。大きいところをコンプレッションするだけのコンプレッサーとは違い、細かなニュアンスを出す小さな音を綺麗に持ち上げます。

弱点はノイズも持ち上げてしまう。必要ではない小さすぎる音さえ持ち上げてしまうという点。(これらの問題は上位版にあたるMaxx Volumeで解決できますが、残念ながら所持していません。)

www.minet.jp

www.minet.jp

HoRNet AutoGain Pro MK2

f:id:vocareateproject:20170313163933p:plain

高機能な自動オートメーションプラグイン。26.99ユーロというオートメーションプラグインの中では激安価格。LR、M/Sでの処理にも対応。今回はプリセットの『Vocal steady』を使用し、音量を一定にする設定にした。

弱点は設定項目が多く簡単には使えないこと。オートメーションが思い通りに動いてくれないこと。音のアタックを無駄に持ち上げてしまうこと。オートメーションをして書き出すとなぜかオートメーションがカクカク…など。

正直買って損したプラグインなのでもしこれを購入しようと思っている方は、さらに安く下位版のAutoGain Proを購入したほうが良いと思います。

www.hornetplugins.com

ch.nicovideo.jp

www.hornetplugins.com

Renaissance Compressor

f:id:vocareateproject:20170313164634p:plain

ここで普通のコンプレッサーの登場です。今となっては古いプラグインですが、よく出来たコンプレッサーです。

今回の検証では普通のコンプレッサー代表として登場してもらいました。こちらもプリセットを使用し『Vocal』というプリセットを使用しました。ボーカルはコンプレッサー2段掛けすることが多いですが、RCompだけ2つ使うのはずるいので1つだけで頑張ってもらいます。


実際に音源を聴いてみましょう。オリジナルから順にRCompまでです。

…正直よく分かんないですね。

DeeTrimでブレスが持ち上がってしまいましたが、おそらくこのミクのブレスが特殊でDeeTrimがブレスとして判断してくれなかったのではないでしょうか。今回の検証で初めてブレスが持ち上がってしまい、それまでボーカルに適用しブレスが持ち上がることはなかったためこの点は安心してください。

え?信用できない?信用できなければ是非デモ版を試してみてください。

しかしDeeTrimのダイナミクスが整っていることが分かったと思います。
特にボーカルには持って来いではないでしょうか?

とはいえ万能ではないDeeTrim

ボーカルには向いているDeeTrimですが、間違っても鍵盤の音に使ってはいけません。

ではピアノに適用してみましょう。何も掛けていないもの→DeeTrimを適用したものです。

なんてこった…という感じ。音を一定に保とうとするためうねりが発生したりリリース部分が持ち上がってしまうのです。コンプレッサーと違いソースを選びます。

もちろんマスタリングに使ってしまうと、今までのMIXは何だったんだ?という自体になります。意外とドラムバスには使えますが…。

つまりこのDeeTrimは意地でも音量を一定にするのです。

そのため元のダイナミクスを変えてしまうという弱点があります。

DeeTrimの大きな弱点

ボーカルを一定に音量を整えることができましたが、元々大きかったところが小さく、小さかったところが大きいところと同じレベルまで持ち上がるため、ダイナミクスが変化してしまいます。

コンプレッサーの場合『大きい部分を圧縮』のため大きい部分は大きいままです。ダイナミクスが小さくなりますが、変化することはありません。

ダイナミクスを変化させてしまうDeeTrimは

元のニュアンスを殺してしまうのです。

これが弱点です。つまり結局はオートメーションを書くのか…。と思いますよね?

実際ボーカルにDeeTrimを適用したあとにオートメーションを書くことがあります。しかしDeeTrimを適用していない場合を比べると圧倒的に楽なのです。

また、開発者であるフランク重虎さんはDTMステーションPlus!にてDeeTrimを適用したあとにコンプレッサー(DeeComp)を使用し、アタックを出すといったテクニックを披露していました。

より良いサウンドにするにはDeeTrimだけで終わりとせずにコンプレッサーやトランジェントシェイパーを使うのが良いのかもしれませんね。

お手頃価格の使えるプラグイン

歌ってみたなんかのボーカルMIXをよくする方はやはりボーカルのダイナミクス処理に頭を悩ませると思いますが、このDeeTrim非常に役立ちます。音圧を上げたい方にも使えるプラグインですよね。

DeeTrim及び、その他DOTEC-AUDIO製品はデモ版をダウンロードし試すことができます。一定時間使用するとバイパスになってしまう仕様ですが、インサートし直すとまた使用でき、日数の制限もありません。Wavesのデモ版とか期間が短くてあんまり試せないですよね。

DeeTrimついての質問があればコメントかVocareate Project、フリーVSTbotのTwitterまで。

twitter.com

twitter.com

 

 

vocareateproject.wixsite.com

DTMerなら誰でも出来る!フリーVSTプラグインだけでロックなサウンドを作る方法①

ロックな曲って作ったことありますか?

DTMはやっているけどロックな曲なんて作ったことがない!そんな人もいるはず。

ギターとベースとドラムというシンプルな構成で作ることができるジャンルではありますが、それぞれの楽器の鳴らし方や展開の仕方。ギターのボイシングが分からなかったり、アンプの音作りが全く分からないなんて事もあるのではないでしょうか。

そこでフリーVSTbotを運用しているVocareate Projectブログの初記事は

 

ロックな曲をフリーの音源やエフェクトだけで作る方法!

 
まずはこちらの音源をどうぞ。

 

音源のタイトル通りフリーVSTだけで作りました。

このようなロックサウンドの作り方や使用VSTプラグインを解説します。

今回は使用VSTプラグインの解説のみで、次回は打ち込みやエフェクトの解説をします。


さてこの記事を書いているのは、Vocareate Project企画者及びフリーVSTbotの中の人のLAMEです。

f:id:vocareateproject:20170207001145p:plain

twitter.com

以前は『LAMEのブロマガ』というニコニコ動画のサービスの1つであるブロマガでDTM関連の記事を書いていました。

ch.nicovideo.jp

本日からVocareate Project Blogにて記事を書きます。よろしくお願いします。

使用VSTプラグイン

ドラム

Drumcore 3 free

f:id:vocareateproject:20170206204739j:plain

配布は終了していますがWebArchiveからダウンロードできるみたいです。できなかったら…ごめんなさい。

フリーのアコースティックドラム音源ではMT Power Drum Kit 2やDrumMic'aといったものもあるのですが、音が太くロック向きということでDrumcore 3 freeをチョイスしました。

de-de.sennheiser.com

非常に完成度が高いドラム音源ですが、デフォルトのままではパンが振られていないためお好みで調整してDAW側でプリセットとして保存しておきましょう。
といいながら先ほどの音源パンをいじっていません。てへへ。

スネアの音が少し大きめな気がしたので、音量を下げています。

細かく音を作り込むのであればパラアウトも可能なので個別にエフェクトをかけることも出来ますが、既に音が作られているためパンと音量の調整のみで問題ないと思います。

エレキギター

Sforzando

www.plogue.com

SforzandoはSFZ形式の音源を読み込むプレーヤー。

Yamahagtr

リンクが切れまで時間の問題かもしれません。ダウンロードはお早めに!

http://web.archive.org/web/20160314023243/http://bandshed.net/sounds/sfz/yamahagtr.zip

SFZ形式のエレキギター音源。KONTAKTを使用しないフリー音源の中では最も使いやすいエレキギター音源だと思います。

f:id:vocareateproject:20170206215243p:plain

Sforzandoは最初に『SETTING』から『User files path』からSFZファイルが入っているフォルダを指定しましょう。Yamahagtrのみ使用するのであれば、そのフォルダを指定するだけで良いです。しかし他にSFZファイルを使用したい、しているというのであればSFZファイルを入れるフォルダを作成し、そのフォルダを指定してください。

f:id:vocareateproject:20170206215519p:plain

指定すると『User』から選択できるようになります。

muteはブリッジミュート(パームミュート)の音。nzはノイズあり。sは左右に振り分けられたステレオの音色。
今回使用するのは『yamaha_sus_mute』というものです。

しかしこの音源は音のリリースが長く、キレの悪い音です。そこでSFZファイルを編集してリリースの長さを変更します。

Yamahagtrのフォルダを開き、『yamaha_sus.sfz』をメモ帳などのテキストソフトで開きましょう。

右クリック→プログラムから開く→プログラムから選択
でメモ帳が出てくるはずです。

f:id:vocareateproject:20170206220240p:plain

 

f:id:vocareateproject:20170206215936p:plain

<group>のampe_releaseを0.1に変更します。これだけです。
上書き保存しましょう。

これでYamahagtrを使う準備が整いました。

 

ベース

Ample Bass P Lite II

f:id:vocareateproject:20170206221608j:plain

ベースギターの音源ではフリー最強と言って良いでしょう。素晴らしい音源です。

このプラグインについてはLAMEのブロマガのほうで詳しい解説をしています。

ch.nicovideo.jp


アンプシミュレータ

AmpliTube Custom Shop

f:id:vocareateproject:20170206222142j:plain

IK Multimediaのアカウント作成後、ユーザーエリアからダウンロード。その後アクティベーションをすることで使用できます。

導入まで少々面倒ですが、他のフリーアンプシミュレータは音が悪かったり、音が良くても初心者には分かりづらいものがありますからAmplitubeは是非とも導入するべきです。

ペダル(ストンプ)エフェクト→アンプヘッド→キャビネット→ラックエフェクトの順で音作りをします。
アンプはMarshall JCM800、Fender DELUXE REVERBを元にした2種類とベースアンプを収録。

アンプシミュレータについてある程度の知識や有料プラグインを持っている方は、お好みで音作りをしてください。

EQ

SoundBytes DDMf IIEQ Pro

f:id:vocareateproject:20170206223419j:plain

soundbytesmag.net

一部機能制限がかけられている機能限定版のEQですが、アナライザー付きで操作もしやすいです。右クリックで簡単にEQピークやシェルフ、フィルター、ノッチなどの変更。Altを使用するとEQのオンオフが簡単に行なえる他、Ctrlを押しながら操作することで操作している帯域のみの音を聴くことができます。

T-RackS Classic EQ

f:id:vocareateproject:20170206224757p:plain

www.ikmultimedia.com

Amplitubeと同様にアカウント作成後ダウンロード可能なT-RackS Custom Chopの中に収録されています。アナログライクなEQでブーストすると心地よいサウンドです。

LRやM/Sでの処理ができる貴重なフリーEQ。

TDR VOS SlickEQ

f:id:vocareateproject:20170206224930j:plain

www.tokyodawn.net

クリアな音質でマスタリングに使用しました。あくまで微調整用。派手なイコライジングには使用しません。

コンプレッサー

Molot

f:id:vocareateproject:20170206225613p:plain

Molotvladgsound.wordpress.com

ハードウェアコンプレッサーのようなコンプレッションを得られるプラグイン
ギターとベースに使用しました。

詳しい解説はこちらでしています。

ch.nicovideo.jp

TDR Kotelnikov

f:id:vocareateproject:20170206230056p:plain

www.tokyodawn.net

音の潰れを感じさせないクリアなバスコンプレッサー。2つのリリースが付いている特徴的なプラグイン

マスタリングで使用します。

リミッター

Limiter No.6

f:id:vocareateproject:20170206231016p:plain

Limiter №6vladgsound.wordpress.com

ロシア製なのに日本語対応のマスタリングプラグイン。今回はピークリミッタ、クリッパ、出力保護を使用。音圧を上げるにはクリッパと出力保護の設定が大事です。

ドラム、マスタリングで使用しました。

使い方は以下を参考に。

 

 

バーブ

Reverberate CS(Computer Muisc付属)

Computer MusicというイギリスのDTM雑誌に付属しているプラグインです。

無料…とは言えないですよね。フリーのリバーブはほとんど削除していたためこれぐらいしかありませんでした!

しかしReverberate LEという無料版があります。

f:id:vocareateproject:20170206232445p:plain

www.liquidsonics.com

IRというデータを読み込んで使うプラグインのためリバーブのIRデータをダウンロードする必要があります。以下のリンクからダウンロードしましょう。

Download GN’s Personal Lexicon 480L IR’s | Housecall FM

 

その他

A1 Stereo Control

f:id:vocareateproject:20170206234335p:plain

www.alexhilton.net

ステレオイメージャー。

マスタリングで使用。リズムギターをバスでまとめてこれを使うという手法もありますが…今回はやっていません。

 

T-RackS Metering

f:id:vocareateproject:20170206234445j:plain

www.ikmultimedia.com

MIX、マスタリングのお供。音圧の確認や、左右の分布、位相のズレの確認。スペクトラムアナライザーもついています。T-RakcS CSに収録されています。

 

Deespeaker

f:id:vocareateproject:20170206234612j:plain

DOTEC-AUDIO - "DeeSpeaker" VST plug-in

ヘッドホンでもスピーカーの鳴りをシミュレートしてくれるプラグイン


ヘッドホンの音に慣れているのでヘッドホンを使用しながらもスピーカー鳴りでMIXできるのはありがたいです。通常のヘッドホンミキシングでは気付かない音を被りをEQで調整したり、ボリュームフェーダーを調整します。ボリュームの調整はこのプラグインがあるとすごくやりやすいです。

jbridge

f:id:vocareateproject:20170206235626p:plain

jBridge ( for Windows&nbsp;)jstuff.wordpress.com

こちらは有料ソフトですが紹介します。

32bitVSTプラグインを64bitのDAWで使用できるようにするソフト。Drumcore 3 freeは32bitのため、dllをjbridgeで変換して使用しています。

DAWの32bit、64bitブリッジは重かったり、そもそもブリッジを搭載していないDAWもあります。フリーのVSTは未だに32bitのみでリリースされることがあるため、フリーVSTを64bitDAWで使用するなら是非導入したいソフトです。この記事書いた時点では2000円を切っているため非常にお安いです。

 

 

次回は実際に制作段階の解説をします。

 

②→まだ

 

 

vocareateproject.wixsite.com